技術部長インタビュー
最先端医療を支える“ものづくり”の魅力
消化器内視鏡で世界シェアの約7割を占めるなど、医療用内視鏡および関連機器の開発・製造で業界をリードしてきたオリンパス。白河オリンパスはそのオリンパスグループにおいて、内視鏡システムの中で「箱モノ製品」と呼んでいる光源装置や画像処理装置などの開発・製造を行う主幹工場の役割を果たしています。近年は超音波内視鏡や外科用スコープなど、箱モノ製品以外の製造も手がけており、内視鏡システム全体の開発・製造を担う重要な拠点となっています。
医療用内視鏡は、病気の早期発見のための診断と身体への負担が少ない低侵襲治療を可能にする最先端の医療機器です。 「人にやさしい医療」が世界中で注目され技術開発の進歩にさらなる期待が寄せられています。
そのニーズに応える基盤強化の一環として、白河オリンパスには開発・製造の他に修理サービスの機能が集約され、シナジー効果を生み出しています。今後はさらに、オリンパス本社の技術開発センターや福島県内の会津オリンパスなど国内外の他拠点との連携・協働を推進し、技術や技能の向上、生産体制や品質保証体制の強化に努め、より機能・品質向上による医療での社会貢献に取り組んでいきます。
白河オリンパスの一員となって幅広いフィールドで技術を磨き、世界の医療に貢献する“ものづくり”に取り組んでみませんか?
白河オリンパス “ものづくり”の魅力6ポイント
源流設計段階から製品立ち上げに参画
白河オリンパスでは、生産工程の設計や技術開発を担っているため、工場での生産段階から開発・製造に関わるのではなく、オリンパス本社での企画段階から、製品立ち上げに携わることができます。
ものづくりに直接携わる現場がある醍醐味
近年は、実際の製品の製造は国内外の生産工場に委託して、自社では工場を持たないファブレス経営を行う企業も増えています。一方、医療用内視鏡システムの開発から製造、修理サービスまで、幅広い業務領域を担う白河オリンパスには、ものづくりに直接携われる現場があります。
また、当社には電気、機械、光学、化学、情報システムなどさまざまな分野の知識やスキルを活かせる環境があり、学生時代の専攻を生かして、技術者としての専門性を深めたり、キャリアの幅を広げたりすることも可能です。
最先端かつ安全性に特化した技術開発
医療用内視鏡は、人体の内部に挿入して使用される医療機器です。そのため、絶対的な安全性が求められます。また、的確な診断や治療の実現のために、より鮮明な画像など高性能・高機能化の追求も不可欠です。最先端かつ安全性を融合した技術開発に取り組めるのは、医療機器ならではの大きな特徴です。
内視鏡システムの開発・製造を牽引
白河オリンパスでは医療用内視鏡システムの主要なパーツ、基板の実装やオリンパスグループ各拠点への供給を一手に担っています。また、システムとしての機能や品質の検証、本社や他拠点との連携なども、白河オリンパスが中心的な役割を果たしています。オリンパスグループの内視鏡システムの開発・製造を牽引しているという気概を持って、業務に邁進することができます。
グローバルに広がる活躍の場
オリンパスグループの拠点は国内にとどまらず、グローバルに広がっています。中国やベトナムなどのアジア、ドイツやイギリスなどの欧州、米州といった海外の関連企業とも連携していて、テレビ会議を行ったり、互いを訪問し合ったりする機会もあります。
医療を通じて人々の笑顔と健康に貢献
白河オリンパスでは、技術者としてものづくりの醍醐味を体感できるだけでなく、自身の仕事が内視鏡システムの発展と進化を支え、世界中の人々の笑顔と健康につながっていることを実感できます。ものづくりと社会貢献の両面から、新しい価値を創造し提供していけるよう、たゆまぬ努力を重ねています。