先輩社員の仕事人事

世界の医療に貢献でき、
組織の発展を担う人材をサポート
人事 / 2014年入社

「西郷村」から医療を通じて世界で社会貢献する地元企業

私は生まれも育ちも福島県。大学は宮城県内に進学しましたが、在学中に東日本大震災があったこともあり、卒業したら地元に帰って、福島の人たちの役に立てる仕事に就きたいと考えていました。そこで、地元企業を軸に就職活動をしていく中で、「この会社で働きたい!」と強く感じたのが白河オリンパスでした。

企業研究を進めるうちに、医療用内視鏡システムの開発・製造を手がけていて、消化器内視鏡では世界シェアの約7割を占めていることを知り、とても大きなインパクトを受けたのです。白河オリンパスの所在地は「福島県西白河郡西郷村」。村にありながら、その事業は福島県や日本国内にとどまらず、世界の医療に多大な影響を与え、人々の命を救うことにつながっている――そう考えたら、この会社なら地元で誇りを持って働けるし、福島を超え、世界の人たちにも貢献できる!と確信し、入社を希望しました。

人事担当の対応が企業の印象を左右する

入社当初は総務グループに配属され、受付や来客対応などを経験したあと、オリンパス本社組織の部署で新卒以外の採用や人材管理に携わり、現在の人事グループに異動しました。人材によって組織を発展させていくことが人事グループの役割で、採用や教育、労務管理、給与計算、制度や規則の企画や改定、健康管理など、幅広い業務に対応しています。

その中で私は今、新卒採用と人材管理を担当しています。例えば、説明会に参加して学生の皆さんに直接PRをしたり、学校を訪問して広報活動を行ったり。採用活動が始まると、試験や面接の準備と実施、その後は内定通知や内定式、内定者のフォローなどを経て、入社式を迎えます。このサイクルが常に走っていて、次年度の採用活動が重なってくる時期もあります。

自分の就職活動を振り返ると、人事担当者の印象が良くも悪くも、企業全体のイメージに直結していました。そのことを常に忘れずに、真摯な対応を心がけています。

「就職」という人生の岐路に立ち会う責任とやりがい

合同企業説明会には、多くの学生さんが集まります。その中には、当社を志望して話を聞きに来てくれる方もいれば、たまたまブースの前を通りかかって立ち寄って話を聞いてくれる方もいます。前者にはより白河オリンパスの魅力を感じていただけるように、後者には白河オリンパスを知って興味を持っていただけるように尽力しています。

ある合同企業説明会で、たまたま立ち寄ってくれた学生さんから声をかけられたことがありました。そこで会話をしているうちに、「自分が何をやりたいかわからない」という悩みや就活に対する不安を打ち明けられました。そこで、自分も就職活動を始めた当初は同じ気持ちだったこと、でも、地元への思いを軸に就職活動を進めるうちに白河オリンパスと出会い、今は誇りを持って楽しく仕事ができていることなどを話したところ、「やりたいことが少しずつ見えてきた気がします」と言ってくれました。私が自分の体験や今の仕事のことを飾らず本音で語ったことで、心を開いてくれたようでした。その後の説明会にも参加してくれ、選考に進んでくれた時は、とてもうれしかったですね。

就職は、一人ひとりの人生にとって、大きな決断の場となるものです。その人生の岐路に自分が立ち会い、関わっていくことに、重大な責任とやりがいを感じています。これからも、多くの学生さんのサポートができたらと思っています。

採用のプロフェッショナルを目指す

仕事を任せていただいた時は、弱音を吐かず、まずやってみる姿勢を大事にしています。例えば、法律改正に当たっての対応を任された時は、まだ担当になったばかりで、そもそもの法律の知識すらなく、何から始めればいいのかもわからない状態でした。それでも、上司や先輩に相談したり、関連書籍や資料を読み込んで理解に努めたり、外部の有識者にレクチャーをお願いするなどして、なんとかやり遂げることができました。とても大変でしたが、その後は社内から相談を受けることが多くなり、仕事に対する自信と人に信頼される喜びを感じるようになりました。

今、担当している新卒採用の仕事も年度によって募集職種や採用人数が変わりますが、しっかりと情報収集をして採用に関する動向を見極め、それに応じた採用活動をしていきたいですね。そして、最終的には、採用のプロフェッショナルになれたらと思っています。

フォロー体制が整い、安心して働ける職場

人事グループはオンとオフがしっかりしていて、とてもメリハリのある職場だと思います。やるときはしっかりとやる、しかし堅くなりすぎず冗談も言い合えますし、とても良い雰囲気だと感じます。また、若手にも責任のある仕事を任せてくれて、何か困ったことがあれば快く相談に乗ってもらえます。

それは、白河オリンパス全体の社風でもあると思います。例えば、入社してから1年間は、新入社員一人ひとりに先輩社員が指導についてフォローしていく制度など、支援や教育の体制が整っています。最近は敷地内に、オリンパスグループでも初となる託児所が併設されました。私はもともと長く仕事を続けたいと思っていましたが、環境の整備も進んでいることをとてもうれしく、誇りに思っています。

知りたいことや不安なことは遠慮なく尋ねて

採用担当としては、目的意識を持った学生さんに入社してもらえたらという思いがあります。ただ、初めから自分のやりたいことや目標を明確にできている人はそう多くはないでしょう。ですからまずは、少しでも興味を持った企業のことを調べて、説明会などに足を運んで、話を聞いてみてください。白河オリンパスについて知りたいことや不安に思うことなども、ぜひ、遠慮なく尋ねてください。そうしていく中で、自分のやりたいことが見え、心惹かれる企業に出会えるはずです。その上で、白河オリンパスの事業内容や社風に共感して、当社でやりたいことを見出し、熱意を持って入社を志望してくれる学生さんと出会えたら、とてもうれしく思います。

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