大学院では機械工学を専攻し、カメラを活用した農地調査システムについて研究していました。卒業後の進路にはカメラ業界を希望し、就職活動を開始。そこでとても魅力を感じたのが、オリンパスでした。カメラをはじめ、プリンタなど光学機器をマルチに扱う企業もある中で、オリンパスは内視鏡や顕微鏡といった「見る」ことを重視した製品が多かったからです。
また、在学中の研究が、オリンパスのNBI(狭帯域光観察)という技術に似ていて、親近感を抱いたことも、志望理由の1つです。私の研究は、農地の航空写真を撮影し、光の波長の違いから植物の生育状況や健康状態を解析するもの。一方、NBIは、がん等の病変に起こった毛細血管の変化を特殊光によって強調し、早期発見などをサポートする技術です。特化したカメラ技術に感動し、今後さらに注目が高まることが期待でき、入社を志しました。